ネットワークエンジニアとしての仕事内容やその特徴は、主に企業等のクライアントからの依頼に基づいてコンピュータネットワークの構築やそのシステムの開発などを手掛けるとともに、開発後の運用面での問題点の修正を行ったり、また保守管理も行うことにあります。
つまり、最初のシステムを開発した以降の保守管理までを総合的に行うことで、クライアント側からの要望にきめ細かく対応ができるメリットがあります。また、大規模なシステムの開発の場合には、最初に開発しているところ以外では対応ができないために、その後もずっと契約を継続せざるを得ないということも生じます。
クライアントからの契約が途切れないために仕事が継続して発生し、その収入が定期的に見込めるであろうことでお互いにとってメリットが生じるということが大きいとされています。
このように最初に受注してその後もずっと携われるために、その分だけ開発における責任も生じますし、責任感も大きくなると言えるでしょう。ネットワークエンジニアは、開発におけるミスなどをすればその分だけクライアントに対して迷惑をかけることになるため、大きなシステムの場合はチーム制をとるケースが多く、小さなシステムの場合にはベテランのネットワークエンジニアを持って対応させるということが比較的徹底されています。
そうしないとそれだけ受注側として対応が出来ずに評判を落とし、新規契約が難しくなる可能性があります。